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2008年11月11日 (火)

過去か、未来か

オランダのある研究機関が「2006年の二酸化炭素排出量で、中国が米国を抜いて1位になった。」との推計を発表しました。

予想出来たことではありますが、この一文には複雑な問題が入り組んでいます。

二酸化炭素の排出、つまり環境問題で有名なのが京都議定書です。

この京都議定書は、温室効果ガスの排出削減義務などを定めた議定書ですが、その中で排出規制の対象となっているのは「先進国」と呼ばれる国だけです。

この「先進国」という言葉。とても大きな意味を持っています。

「先進国」とはOECD(経済協力開発機構)に加盟しているかどうかが目安となっていますが、近年はその定義がはっきりとしていません。

例えば、韓国。韓国は1996年、OECDに加盟しました。しかし、その翌年に採択された京都議定書の中では「発展途上国」という扱いになっています。

また中国はOECDに加盟しておらず、また京都議定書の中でも「発展途上国」という扱いです。こうなってくると、「先進国」の本当の意味は?

「責任は過去か、未来か」という議論もありますが、今取り組むべきことを探したいですね。

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